ディフェンディングチャンピオンの河北さやかは最終ラウンドに2バーディ・3ボギーの1オーバーパーをマーク。堂西のパープレーに続く73ストロークと意地を見せた。「昨日よりはショットが良かったです。その代わりパターが悪かったですけど、昨日よりスコアがいいので、満足です」と逆転連覇をかけたこの日のプレーを振り返った。
最終組の1つ前で堂西亜希子と一緒にプレーした河北は「去年初めてプレーして、飛距離も出るし、すごく上手い選手。今年も間近でプレーを見たかったので嬉しかったです」と、ともに好スコアで順位を上げた。
結果は3位タイと、連覇は果たせなかったが、ディフェンディングチャンピオンとして臨ん
だ本選手権について「すごい難しいコースで、こんな名門でプレーできて良かったです」と悔しさよりも出場出来たことの喜びの言葉が出てきた。
同じく3位タイでホールアウトした鈴木麗。この日は2バーディ・4ボギーの74ストロークと優勝した松山に3ストローク及ばなかったものの、2日続けて好スコアを叩き出した。
最終ラウンド最終組のプレーについて「プレッシャーもそんなに感じることなく、組全体が優勝に向けて集中してプレーができていて。その中でも、私は楽しくプレーができたと思います」と満足の結果だったようだ。
2日間を振り返り「来る前から調子が良くなかったものの、それなりにいいゴルフができて落ち着きました。来年こそは優勝を狙って行きたい」と話す鈴木。昨年の5位タイで得たシードに続き、来年もシード選手として初の日本タイトルを目指す。
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