2019年度(第10回)JGA杯J-sysゴルフ選手権(JGAアンダーハンディキャップ競技)女子は3日、千葉カントリークラブ・野田コースで66名の選手が出場して行われた。
前日の練習ラウンドは土砂降りの雨。中谷京子(チサンCC北条)は「愛媛からの移動の疲れもあって、ボロボロだった」と不安を抱えたままで試合当日を迎えた。コーチから指摘を受けて現在スウィングを改造中。それもあってショットが安定していなかった。そこで朝、練習場で「コーチには申し訳なかったが、スコア重視でスウィングを元に戻したところ」ショットが良くなった。「いつも通り、愉しく回りたい」と一緒の組で回る人と楽しんだ。この日は90で
回り、ハンディキャップ21でネットスコアは69で優勝した。「優勝できたらいいなとは思っていたが、びっくり」と驚く。しかし、まぐれではない。今年の四国アンダーハンディキャップ競技に優勝して、本選手権に進んできた実力がある。
彼女は25,6年前に一度クラブを握ったことはあるが、その時はすぐやめてしまい、7,8年前に再び本格的にゴルフを始めた。最初はゴルフに行くのが年1回ぐらいのペースが、腕が上がり100を切れるようになってから「楽しくなってきた」と今はゴルフにはまっている。競技にも出場するようになり、愛媛県の国体の予選会にも出場した。そこで自分よりうまい人のゴルフに触れ、「ゴルフをする環境には恵まれた」と技術が向上した。
本競技の優勝を手にし、「シングルになりたい」とさらに上を向いていく。
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