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競技報告
【吉田優利が個人戦2位スタートも、女子チームは韓国に4打差の2位】
第1日 競技報告:JGA 写真:JGA
吉田優利
小倉彩愛
「2019年ネイバーズトロフィーチーム選手権」は4月17日、宮崎県宮崎市のトム・ワトソンゴルフコースで第1ラウンドを行った。
4メートルの風が吹き抜ける厳しいコンディションの中で開幕した本選手権。日本チームはこの日誕生日を迎えた吉田優利がチームベストのパープレーにスコアをまとめ個人戦2位につけたが、小倉彩愛と梶谷翼が3オーバーパー、後藤未有が8オーバーパーと大きくスコアを落とし、チームスコア6オーバーパーで首位に立った韓国に4打差の2位につけた。チャイニーズタイペイは16オーバーパーの3位。

19歳最初のラウンドとなった吉田優利は、「調子は良かったのですが、出入りの激しい内容になってし
梶谷 翼
後藤未有
まった」とほろ苦い1日となってしまった。3番で7メートルの上りフックラインをねじ込むと、7番(パー5)でもバーディ。8番でボギーを喫したものの前半を1アンダーパーで終える。後半は、16番までに2つスコアを伸ばしてみせたが、「最後の2ホールはティーショットが打ちづらい」と練習ラウンドから苦手意識を持っていた17、18番で連続ボギー。パープレーのフィニッシュは、「3つ、4つは伸ばしたかった」と悔しさが募った。しかし、個人選首位のYe Won Leeとは1打差の個人戦2位スタートに「パープレーは悪いスコアではないし、あと2日でスコアを伸ばしたい」と笑顔を見せた。

吉田とともに昨年大会のリベンジを期して本選手権に臨んでいる小倉彩愛。ナショナルチームメンバー入りを果たしてから取り組んでいるトレーニングの成果もあって飛距離は伸びてきたが、「スウィングの鋭さに身体の動きが同調しきれないことがある」と悩みを抱えている。その不安がいきなり出てしまう。1番のティーショットを左にミスしてのボギー発進。5、8番でもボギーと前半で3つスコアを落としたが、「同じ組でプレーした選手もスコアを出せてなかったし、自分も耐えよう」と小倉自身に焦りはなかった。後半、ガレス・ジョーンズヘッドコーチから「1つはバーディを獲ろう」と発破をかけられ16番で初バーディ。17番はスコアを落としたが、3オーバーパーでチームに貢献した。「本当に耐えた1日。ショットが乱れた中で今日のスコアにまとめられたのは、明日につながる」と成長過程の苦しみの中に一筋の光を見つけたようだ。

チーム最年少でただ一人の高校生、梶谷翼はショット、ショートゲームとも本来の調子とは程遠いものの、前半を1バーディ・1ボギーで凌ぐ。しかし、風が強まり、時折雨も降り落ちた後半に1バーディ・4ボギーとスコアを落としてしまった。「パッティングがもう少し決まってくれれば。今日は1.5メートルぐらいの距離を外しているので、明日に向けてパッティングを調整したい」とアンダーパーに向けて、課題は掴んでいる。

地元九州で日の丸を背負う後藤未有には、試練の1日となった。スタートから連続ボギーと波乱の幕開けとなった後藤。8番ではダブルボギーを叩くなど前半で6つスコアを落としてしまった。最終18番でも2つ目のダブルボギーを叩くなど、よもやの8オーバーパーにホールアウト後は悔し涙を隠せなかった。「今日は、全部がうまくいかなかった。パッティングも調子が悪く、いろいろな種類を持ち込んでいるけれど…悔しいゴルフになってしまった」と唇を噛みしめる。「パットは、ここで焦っても仕方がない。明日は、ドライバーを狙ったところに打てるように調整したい」と、明日の巻き返しを誓って練習場に向かった。

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