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[国際競技]
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JGA National Team Official Supplier |
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国際交流事業は(公財)ミズノスポーツ振興財団から助成を受けております。 |
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【最年少の梶谷翼が活躍を見せるも女子チームは12打差の2位】 |
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「2019年ネイバーズトロフィーチーム選手権」は4月18日、宮崎県宮崎市のトム・ワトソンゴルフコースで第2ラウンドを行った。首位の韓国と4打差の2位でスタートした日本チームは、最年少の梶谷翼が3アンダーパー、吉田優利も1アンダーパーとチームに貢献。小倉彩愛もイーブンパーにスコアをまとめた日本チームは、この日4つスコアを伸ばし通算2オーバーパーでフィニッシュ。しかし、ライバル韓国はINA,Yoonの67を筆頭に採用スコアスベテが60台の圧倒的な強さを見せて、通算10アンダーパーで大会連覇に大きく全身。日本チームは明日の最終ラウンドで12打差を追う苦しい展開となった。
この日躍動したのは、チーム最年少の梶谷翼。前半は、7番(パー5)の1バーディに終わったが、後半1バーディ・1ボギーで迎えた上がり2ホールを連続バーディで締めて、チームトップの3アンダーパーでフィニッシュ。「昨日よりも、まとまったゴルフが出来たと思う。2アンダーパーという目標スコアをクリアできてよかった」と笑顔を見せた。韓国との差は開いたが、「明日は68を目指したい。今日は1バーディだった前半で、スコアを伸ばせれば」と、ホスト開催のプライドを胸に韓国チームに一矢報いる決意を語った。
エースの吉田優利は、好調なプレーを見せて前半で1つスコアを伸ばした。「良い感じでプレーできた」という流れのまま、後半のプレーに入りたかった吉田だったが「ショットが少しずつブレ始めて。グリーンのタッチも合わなくなった」と11番でボギーを叩いたほかは、スコアカード通りのプレーを見せて1アンダーパーでホールアウト。2日連続でチームに貢献しエースの役割は果たしているが、そのスコアには到底納得はできていない。「ショットがブレた原因は、わかっているので、しっかりと修正して、パットも強めに打てるように心がけたい」と、韓国との差を一つでも縮めようと調整に向かった。
小倉彩愛は、1番(パー5)でイーグルをダッシュする絶好のスタートを切った。「3月の試合で50ヤードのショートゲームが全くうまくいかなくて。ここまで重点的に練習をしてきた」成果がいきなり現れてのチップインは見事だった。その後も冷静なプレーでパーを積む重ねた小倉は、9番で初ボギーを喫したものの、1アンダーパーで後半に折り返す。11番(パー3)で8番アイアンのティーショットを2メートルにつけてバーディと堅実なプレーを続けてきたが、その後2ボギーを喫してパープレーに終わった。「ショットが本調子ではない中で、出来る範囲のことは出来たと思う」と、胸をなでおろしたが、「周りの選手が好スコアを出していたので、悔しい気持ちが強い」と決して満足がいく結果ではなかった。ホールアウト後、ガレス・ジョーンズヘッドコーチのもとに歩み寄り、教えを請うた小倉。「スウィングのことで、少し気になるところがあって。ジョーンズヘッドコーチのアドバイスを練習で矯正する」と、昨年大会のリベンジがかかる最後の18ホールに向けて調整を進めている。
後藤未有は、第2ラウンドも厳しいプレーに終始した。9番ホールで2打目をグリーン右サイドの池に打ち込むミスでダブルボギーを喫するなど4つスコアを落とした前半は、「ショットも全部悪くて…同じ組の韓国チームが前半だけで6アンダーパーをマークしていて、自分だけが取り残されている感じだった」と苦しい胸の裡を吐露する。それでも、気持ちを奮い立たせて臨んだ後半、12番で5メートルのスライスラインをねじ込むと、17番では135ヤードのセカンドショットを8番アイアンで1.5メートルにつけてバーディに繋げるなど少しずつではあるが、調子を取り戻しつつある。苦しんでいるパッティングも、「朝からパターを変えて、ジョーンズヘッドコーチからもストレートに打ち出すイメージを出すように指導をしてもらって、少し良くなってきた」と光明がさしている。「後半で悪いイメージも払拭できた。2日間オーバーパーなので、最後ぐらいはチームに貢献したい」と、悲壮な覚悟を見せた。
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