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競技報告
【桂川が68と爆発。男子チームは通算-11で大会3連覇に王手をかける】
第2日
桂川有人
中島啓太
久常 涼
米澤 蓮
「2019年度ネイバーズトロフィーチーム選手権」は4月18日、宮崎県宮崎市のトム・ワトソンゴルフコースで第2ラウンドを行った。2位の韓国に9打差をつけて首位に立った日本チームは、桂川有人が10番でイーグルを奪うなど68をマークしてチームを牽引。昨日は不採用スコアに終わった中島啓太も69でホールアウトすると、米澤蓮と久常涼も70とアンダーパーとメンバー全員が会心のプレーを見せた。日本チームは、この日スコアを9打伸ばし、通算11アンダーパーでフィニッシュ。2位の韓国とは18ストローク、3位のチャイニーズタイペイには35ストロークと差を広げて、大会3連覇での6勝目に王手をかけた。

日本チーム首位の原動力となっているのは、桂川有人。1番(パー5)で幸先よくスコアを伸ばすと2番(パー3)では、173ヤードを8番アイアンで4メートルにつけて連続バーディ。5、6番で連続ボギーを喫するも、7番(パー5)でバウンスバックを決めて前半を1アンダーパー。圧巻は後半のプレー。10番(パー5)は残り237ヤードの2打目を4番ユーティリティでグリンエッジに運んでイーグル。11番(パー3)は9番アイアンで5メートル、12番は100ヤードのセカンドショットを2メートルにつけて、3ホールで4つスコアを伸ばしてみせた。16番(パー5)は「もったいなかった」とボギーとしたが、この日チームトップの68をマーク。個人戦でも通算5アンダーパーで首位を堅守するプレーだった。「10番のイーグルは、大きかった。その後も集中してスコアを伸ばすことが出来た」と満足げな表情を見せる。しかし、「左へのミスが出るような感触が残っている。注意しながらプレーしないと」と好スコアを連発しているもののショットの調子には懐疑的。「明日も自分のプレーに集中して、最低でも2アンダーパーを出したい」と慎重を期しながら、最後までチームを牽引する意気込みを語った。

桂川とともに第2ラウンドでチームを鼓舞したのは、中島啓太。前半は3バーディ・3ボギーのパープレーと足踏みが続いたが、14番で堀田キャプテンからメンバーがスコアを伸ばしていることを告げられると、「自分も1つでもスコアを伸ばさないといけないと気合が入った」と一気にアクセルを踏み込んだ。16番(パー5)に続き、17番で9メートルをねじ込んで連続バーディをダッシュするなど、3つスコアを伸ばして3アンダーパーでホールアウト。「チームに貢献できて安心しました」と第1ラウンドで不採用スコアに終わっただけに、この日のプレーには溜飲を下げたよう。「メンバーが皆頑張っているので、自分も最後まで気を抜かず、しっかりプレーして優勝したい」日を追うごとに深まるメンバーへの信頼に支えられて、ホスト優勝を目指す。

久常涼は、「ショットがすごく良かった」と第2ラウンドを振り返った。しかし、4メートルほどのチャンスをことごとく決められず、3バーディ・1ボギーの2アンダーパーに「ストレスが溜まった。あと、2つ…3つは伸ばせた」と表情は固い。それでも、「ショットの調子を見れば、明日につながるゴルフは出来たと思う」と前を向き、ガレス・ジョーンズヘッドコーチとパッティングの調整に勤しんだ。

米澤蓮もまた、久常同様にパッティングに苦しんだ。「ショットは好調だった」と手応えはあったようだが、「パットで自分がどこに向いているのかもわからなくなって…タッチも強かったり弱かったり…ラインを上手く出せなかった」と表情が歪む。この日は4バーディ・2ボギーの2アンダーパーで久常と同スコアながら不採用スコアに「ストレスが溜まった」とため息をつく。しかし、「自分の調子が悪い中でもアンダーパーを出せたし、明日につながるゴルフが出来た。3日間で一番良いスコアを出して、納得した形で終わりたい」と、気持ちを切り替え、日本チーム3連覇に貢献することを誓った。

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