佐藤快斗(埼玉栄高校1年)は、10番ホールからスタートし、11番(パー5)は2オン2パットでバーディを奪うと、13番では5メートル、17番では8メートルのバーディパットを沈めた。16番ホールでボギーをたたいたので、2アンダーパーの34でターンすると、3番でボギーにするも、8番ホール(パー5)では33ヤードのアプローチが見事にカップインしてイーグルを奪って息を吹き返した。最後の9番ホールでは第2打を50センチにつけて、見事なバーディフィニッシュを決めた。
「前半は淡々と回れて、雨が強い中ショットをチャンスにつけて、パットも入ってくれた。雨が降っていて、変なところに行かないようにフェアウェイ
キープを意識して出来たので乗っていけた」という。今年は「アプローチがずっと悪かったので」練習の半分くらいを「狙っていたところに落とせるように」アプローチの練習に費やした。8番ホールのチップインイーグルは、その成果が出た形だ。「寄るなと思ったら、コロンと入った」そうだ。
4アンダーパーの68の佐藤は、単独首位。1打差の2位タイには6人が並んでおり、予断を許さない。「3日間アンダーパーで回りたい。オーバーパーを打たないようにしたい」と第2ラウンド以降見据えて語った。混戦状態のまま戦いは第2ラウンドへと続く。
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