前回、霞ヶ関カンツリー倶楽部で行われた日本ジュニアゴルフ選手権。小林大河(西武台千葉高等学校 3年)は最終日を首位でスタートするも後半、スコアを落とし、プレーオフの末、敗れた。悲願のJGAタイトルを獲るべく、リベンジとして臨んだ今大会。またも1打届かず、日本ジュニアのタイトルに一歩及ばなかった。
ホールアウト後、第1ラウンドから悩まされていたティーショットの不調が最後まで改善されず、スコアを伸ばせなかったのが悔やまれるという。
ティーショットがダメなら、セカンドショット、ショートゲームでチャンスを見出そうとしたが、「港がバーディを獲っていたので、追いつけないまま終わってしまった」と14
番ホール以降、パーセーブが続き、リベンジは叶わなかった。
ただ、2年前に比べて自身でも成長を感じることは出来たと話す。「前回は最終日最終組で自分のプレーに集中することが出来なかった」。それが今回は最後まで攻め急がずに1打1打集中してプレーすることができたのだという。
「ショットが悪い中で、スコアを落とさずにパーを拾えたのは良かった」と言うように、前回の様に崩れることなく、最後までそれを貫けたのは前回に比べ、成長できた証でもある。
高校卒業後は大学進学を考えているという。そしてナショナルチームに入り、海外の試合で優勝してプロへ、理想は「爆発力があるプレーヤー」になること。すでにすぐ先の未来像は頭の中で描けている。
だからこそ、この負けを糧に更に成長していってほしい。すでに爆発力は秘めているのだから。
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