松井琳空海(新居浜市立東中学校 3年)は10番ホールからスタートし、「前半は1ボギー、ノーバーディで1メートルくらいのバーディパットを2回外してしまって、流れが悪いまま後半にいった」が、1番ホールで第2打を10センチにつけてバーディを奪い、流れが変わった。さらに上がり2ホールの8番ホールでは2.5メートル、9番では1メートルにつけて連続バーディをとり、2アンダーパーの70でホールアウトした。
朝から雨が降り続くコンディションだったが「雨は苦手で、結構気になった」という。その中で、1番ホールでバーディをとれたことで「気が楽になって」回れたという。今年の全国中学校ゴルフ選手権春季大会に優勝し
ている実力者で、本競技でも「6アンダーで優勝したい」と目標は明確だ。単純計算で行けば、今日と同じ2アンダーずつで回れば、その目標に到達することになる。首位とは2打差。優勝候補の一人だ。
この日、もうひとり同じく2アンダーパーで回ったのが外岩戸晟士(志布志市立志布志中学校 2年)だ。「前半はハマって」3バーディ、1ボギーでターンしたが、「後半はタイミングがズレて、パーオンが少なく」アプローチでパーを拾い、1バーディ、1ボギーにまとめた。ターンの時に少し待ち時間があったために、「体が硬くなってきて、ショットが左に」曲がり出したのが、後半スコアを伸ばせなかった原因だ。「もったいないミスが3つくらいあった」ということは、逆に言えばもっとスコアを伸ばせる伸びしろがあると言うことにもなる。
第2ラウンド以降もプレー振りが楽しみな二人だ。
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