第1ラウンドを4アンダー、第2ラウンドを2アンダーでまわっていた田中晴天（明治大学付属中野中学校 3年）は、最終日を4オーバー・76、通算2アンダーでホールアウトした。
「緊張もありましたけど、優勝した丸尾君のプレーがすごかった」と、同組で逆転優勝を決めた丸尾怜央（宮崎市立赤江中学校 3年）のプレーぶりに圧倒されたという。
丸尾の追い上げがバーディを獲らないといけないという焦りに変わり、ミスを連発。パーセーブするところを攻め急ぎ、8番ホールでダブルボギー、後半に入っても3つのボギーを叩くなど、ここまでの2日間出来たプレーが影を潜め、3位で大会を終えた。
それでもこの3日間を振り返
れば「こんな上位争い出来るとは思わなかった」と笑顔を見せた。日本ジュニアゴルフ選手権で3日間上位争いを繰り広げた経験は必ずこの先の自信に繋がってくるだろう。
来年からは高校生になる。「高校は飛距離勝負で差が出てくる、それに負けないようにしていきたい」と語った田中はこれからどんなアッパレなゴルフを見せてくれるのか、大いに楽しみだ。
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