2アンダーパーの4位からスタートした浅野咲希が2度の3連続バーディで2位タイに浮上した。インからのティーオフ。13番パー5ホールで8メートルのパットを沈めたのが、最初の3連続バーディのきっかけだった。続く14番パー4では左ラフからの第2打をPWで1メートルにつけた。15番パー5は右ラフから右ラフとフェアウェイから打つことなく、5メートルほどにつけたパットを決めた。
2度目の3連続は、アウトにターンして2番ホールからだった。2番はピンまで150ヤードを7番アイアンで1・5メートルにつけた。3番は90ヤードの第3打を3メートルに。そして4番パー3ホールは9番アイアンで4メートルにつけてのバー
ディであった。
「今日のピンポジションは、かなり傾斜のあるところでしたが、自分のパッティングラインは幸いなことにフラットだったことが多くて…。いえ、そこを狙って打っていたわけではないので、たまたま、でしょうか。ラッキーだったとも思います」
第1日には8番パー3(181ヤード)で4Uを使ってホールインワンを決めている。この大会での浅野には、ツキも味方しているようだ。そんな浅野が唯一悔やんだことがある。それは上がり2ホールの連続ボギーだった。8番では3パット。9番では第2打を寄せにくいエリアに打って“寄らず、入らず”のボギーだった。
「途中でスイングのリズムが早くなって、思うようなショットが打てなくなったこともあったので、それが上がり連続ボギーと合わせての反省点です。修正すべきところは直して、最終日に臨みます」
ツキがあるのだとすれば、それを自分から手放したくはない。しっかり自分に引き寄せておいての最終日に向かう。
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