前回、2019年大会で2位に入っている黒川逸輝(東北福祉大4年)は、4バーディ、3ボギーの1アンダーパー71の18位タイで第1ラウンドを終えた。「タフなコースで耐えながらやろうと目標にしていたが、2つのボギーがショットのミスでもったいなかった」という。
この日は彼の双子の弟、航輝が65をマークして首位だと聞くと「悔しい!」と一言。くしくも弟も兄のことを「一番負けたくない相手」と言っていた。そのことを聞くと「まぁ、
そうでしょうね。僕もそうです」と笑う。兄から見て弟はどう映るのだろうか?「弟の方が大胆です。気持ちを強く持てる」という。それがゴルフのスタイルにも現れるようだ。
その弟に「
今日で5つも離されてしまったんですよね…。明日から少しずつ詰めていきたい」と追い上げていきたい。それでも弟の首位には「うれしい」と兄らしい一面も見せる
。
兄弟で最終日、優勝争いが出来たら最高だ。前回2位の雪辱を晴らすために「優勝を目標にやってきた」だけに、このままでは終われない。
|