首位に1打差の2位でスタートした笠原瑛(中部学院大学2年)は、この日7バーディ、3ボギーの4アンダーパーでホールアウトし、通算9アンダーで2位に3打差をつけトップに躍り出たが、バーディ数こそ多いが、3ボギーがもったいなかった反省しきり。特にあがり2ホールが連続ボギーだったせいか、本人のトーンも少し下がり気味だったようにも思えた。
それでも、2位と3打差は見事というしかないが、笠原自身会場の愛知カンツリー倶楽部に相性の良さを感じている。「ここのコースは、レフティーにとって回りやすいんじゃないかと思いますね。左ドッグレッグが多いので、フェードで攻めていけるので攻めやすく優利なんじゃないかと思
います」
絶好の位置での残り2日、結果だけを気にするのではなく、これまでやってきた自分のゴルフを貫きたいと笠原は話す。今年の中日クラウンズではプロに混じって15位タイ、地元中部地方が誇るレフティーが、名だたる本選手権の歴代優勝者に名を連ねることが出来るか注目したい。
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