この日のベストスコアタイとなる5アンダーパー66をマークして、首位に立った唐下明徒(東北福祉大1年)。彼にとって目標とする人であり、憧れでもある大学の先輩、米澤蓮には毎日連絡を入れている。前日はコースレコードタイとなる65をマークした。「そこそこやっているじゃん。あと2日間とにかく守っていたらだめ、攻めないといけない」と励まされた。スタートする前は首位との差が4ストロークあった。それを先輩のアドバイスもあって、「食らいついていこう」と攻め、ついに逆転に成功した。
これで優勝に王手をかけた。彼は高校2年の時(2019年)に日本ジュニアに優勝した逸材。実は首位を走っていた笠原瑛は瀬戸内高校の
1年先輩に当たる。「それもあっていい刺激をもらった」と発奮材料になっている。今日も「逆境に強い。逆風を打ち破っていく人」とあがめる米澤に「アドバイスをもらいたい」と連絡を取る予定だ。明日はいい報告をすることが出来るか。
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