2021年度(第57回)日本女子学生ゴルフ選手権競技は、明日25日(水)愛知カンツリー倶楽部(6,444ヤード パー72)にて48名の選手が出場して、3日間54ホール・ストロークプレーで行われる。
開催コースの愛知カンツリー倶楽部は、1954年に名匠・井上誠一氏の設計により開場した名門コースである。かつて尾張徳川家の御狩場だった71万平方メートルの広大な敷地に、その自然の地形を活かしたコースレイアウトになっている。これまでに日本オープン3回(1957,1971,2010年)、日本アマ3回(1960,1964,2007年)、日本女子アマ1回(2012年)など数多くの試合の舞台になっている。
日本女子学生は1970年以来51年ぶり2回目の開催となる。
2019年のチャンピオン、星川ひなの(日本大学4年)は昨年新型コロナウイルス感染予防の観点から本競技が開催中止となり、今回大会連覇がかかる。「試合が近づいてくるほどに、やっぱり出るからには勝ちたい」と意識が高まってきたという。ゴルフの調子は「今年に入ってから一番いい。ショット力、コントロール、距離感など全体的に技術のレベルがちょっとずつ上がってきている。」と手応えを感じている。コースは「距離が長い。9,10,17番は届かないかも。そこでいかにパーを拾えるか。ほかのホールも簡単ではないので、いかに少ないチャンスをどれだけものに出来るか」が鍵になるという。「優勝スコアはどれくらいだろう。最近みんな、うまいからなぁ。(自分が)思ったよりよかった
りするから。欲かいて毎日3アンダーが目標」と予想してくれた。大会連覇は過去に井福羽留子(1966,1967年)、荒川万寿(1973,1974年)、小田美岐(1978,1979年)、芳賀ゆ
きよ(1991,1992年)、古屋京子(2002,2003年)の5人。星川が彼女らに続くことが出来るか。
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