髙澤理華(日体大2年)は、10番ホールからスタートし、12,14,16,17番とバーディを奪い、ハーフターンしてからも1,2,3番と3連続バーディを獲って、一時は7アンダーパー
までスコアを伸した。普段と違い「ショットがよくて、ドライバーショットも飛んでいて、パットが全部入ってくれた。怖いくらい」とここまではほぼ完璧に近い内容だった。
ただ、その後4,5番と1メートルのパーパットを外して「痛かった」と振り返った。難しい9番ホールでも第2打をグリーン奥に外し、そこからのアプローチをミスして、4メートルの下りのパーパットを残し、これを決めることが出来ずにボギーでホールアウトした。
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選手権は昨年開催中止だったため、彼女は今年が初出場。開志国際高校時代にも全国高等学校ゴルフ選手権で上位に行ったことはない。過去に実績がない彼女だが、見事なプレーぶりだった。
首位スタートには「いつも3日目が悪いので、気をつけたい。今日スタート前にパッティングに違和感があったので調整したい」と控えめだった。パットの違和感はフックライン
が右に抜けるので、「ショートパットのイメージを変えたい」という。
この日はすべてがうまくいったが、第2ラウンドではどうか。彼女の真価が問われる。
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