ディフェンディングチャンピオンの星川ひなの(日本大学4年)が、6バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの69ストローク、首位と1打差の3アンダーパーでまわり連覇へ向けて
好スタートを切った。
「今日はバーディを多くとれたので、計画通りのゴルフは出来たと思います」と本人が振り返るように、前半からバーディを積み重ねた。
この日のポイントとなったのは連続バーディの5番ホールと6番ホール。5番ホールは距離の長いPar4だが、セカンドショット4番ユーティリティを振りぬき、見事なドローボール
で1.5メートルにつけてバーディ。続く6番ホールでも52°のウェッジを使用しOKの距離につけてバーディ
を奪った。
大会前日、毎日3アンダーを目標にプレーすると話していた星川。まずは初日目標をクリアしたわけだが、距離の長い愛知カンツリー倶楽部に悪い意味で見事にはまってしまった。9番ホールのダブルボギーと10番ホールのボギーがまさにそれだ。
「感触がそんなに良くない中では意外とバーディが取れたので、そこは満足しているんですけど、9番で振りにいったところ、池に入れてダブルボギーをたたいてしまい、10番はそれをひきずってボギー、あそこはもったいなかったと思います。」
落とし穴はあったものの、それでも今週の星川はショットが好調で連覇への期待値は充分だ。星川自身もそれを自覚しているかのようだ。
「最後の日本女子学生なのでアグレッシブに攻めていきたいですし、9番や10番みたいに難しいところはしっかりパーを拾って、バーディをたくさん取っていきたいです」
目標としている3アンダーパーを残り2日も成し遂げることが出来ればおのずと連覇も見えてくる。
最後の日本女子学生に自らの優勝で華を添えられるか?
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