2021年度(第27回)日本グランドシニアゴルフ選手権競技の第1ラウンドが兵庫県の垂水ゴルフ倶楽部(5,537Yards/Par70)を舞台に114名の選手が出場して行われた。
この日は風が強かったこともあり、雲の流れが早く、1日を通して晴れたり曇ったり、時には強目の雨が降ったりという目まぐるしく変化する天候となった。
そんな中で好スタートを切ったのは冨田久三(静ヒルズCC)。1バーディ、1ボギーのイーブンパーの70でラウンドし単独首位に立った。今年からグランドシニアデビューの冨田はこれまで関東ミッドシニアゴルフ選手権は制しているものの日本タイトルはいまだ獲っていない。初出場初優勝を狙う明日のプレーに注目したい。
また、その冨田を1ストローク差で追いかけるのは1オーバー71でラウンドした西村勝(賀茂CC)。前半の9ホールは2つのボギーが先行する苦しい展開となったが、後半は1バーディ、ノーボギーの安定感抜群のプレーを披露し好位置につけた。
さらに1ストローク差の2オーバーの3位タイには青木英樹(佐賀ロイヤルGC)、鈴木久男(ザ ナショナルCC千葉)、奥中貫視(泉ヶ丘CC)の3人がつける混戦模様となっている。
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