首位とは2打差の3位タイからスタートした奥中貫視(泉ヶ丘CC)は、この日4バーディ、5ボギーの1オーバー71でラウンド。2日間通算3オーバーで2位に入った。
奥中は先週の日本ミッドシニア選手権競技でも2日目に追い上げて2位に食い込んでいただけに、今週こそはの思いがあった。
「個人的には今週のタイトルが第一目標だったんですけど、ゴルフの調子自体は先週の方が良かったです。2週続かないのがアマチュアですね」。
先週の舞台となったJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部とは、好対照なタイプの今週の垂水ゴルフ倶楽部だが、どちらの舞台でも安定した力を発揮した。ただ、今週は風が強くかったことで体への疲労度がかなり大きかったと振り返る。
「今週は疲れましたね。ちょっと曲げたらダメというところが多いので、気を使う部分もありました。前半の滑り出しは良かったんですけど、ひとつボギーがきたら3連続ボギーにしてしまって。つまらないミスが続いてしまって。昼からは頑張ろうと思ってバーディが先行したんですけど、16番のOBが痛かったですね。ティショットを左に曲げてしまって。あれで終わりましたね」。
2016年に日本ミッドシニアゴルフ選手権競技を制している奥中だが、その時の2位が今回優勝した冨田久三だった。今回はリベンジされる形となったが、来年は再リベンジを狙う。
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