本選手権初出場の今井秀樹が3アンダーパーの69をマークして、単独首位と好発進した。1番ホールからスタートし、3,4番で連続バーディ。さらに9番から3連続バーディを奪い、一時は5アンダーパーまでスコアを伸した。だが、次の12番ホールで3パットのボギー、最終18番ホールも3パットのボギーで、ちょっともったいなかったが、それでも満足なスタートを切れた。この日は風もなく、ティーショットでほとんどフェアウェイに打っていけたおかげで、セカンドショットもいいところから打てたのでチャンスにつけることができた。本選手権は初出場だが、これまでに日本ミッドアマ、過去には日本アマ、日本オープンにも出場している。関西ミ
ッドアマでは2度優勝(2006年、2017年)し、関西オープンのローアマチュア(2005年)にも輝いている実力者だ。「3日間プレーすること」がスタート前の目標だったが、上方修正してもよさそうだ。
1アンダーパーで回った横山浩康も日本シニアオープンにこれまで3度出場しているが、本選手権は初出場だ。10番ホールからスタートして最初の3ホールはチャンスにつけるも「パットを打ちきれず」いずれもパーに終わる。13番からパットを「少し強めに打つようにした」ら入り出した。13番から3連続バーディとし、3アンダーパーでハーフターンした。後半は1番で3パットのボギー、9番(パー4)はユーティリティで打ったティーショットを右にOBとしたが、4打目を1.5メートルにつけて、このボギーパットを沈めて1アンダーパーでホールアウトした。「もったいなかったが、上出来です」と納得している。「ショットが良くて」というだけに明日以降のプレーにも期待できる。
本選手権初出場の2人の活躍に期待したい。
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