日本ミッドアマチュアゴルフ選手権の連覇がかかる水上晃男は2打差からの逆転優勝を目指し、第3ラウンドをスタートしたが、1番ホールのティーショットをミスショット、続く2番でも短いバーディパットを外してつまずくと最後まで調子が戻らず、通算3オーバーの2位で終えた。
水上は「1番でミスショットして切り替えたけど、どうしても疲れがでてしまいました」と今年54歳になる体の限界がきてしまったという。
優勝した豊島豊に対しては「彼は上手いね。最終日の緊張感もある中でこのコースでアンダーパーでまわるのはすごい」と称賛した。毎週行われるプロの試合と違ってアマチュアの試合は決して多くない、その数少ないチャンスの場で優勝することがどれほど難しいことかを水上は知っているからこそ、言葉の重みがある。
「来年はシニア入りなので、鍛え直してそっちで暴れてやろうかな」と話すが、そうは言っても今回の成績で来年の日本アマチュア選手権、日本ミッドアマチュア選手権の出場権を手にしており、まだまだ若い選手とやれるはずだ。
来年の日本ミッドアマチュア選手権は山口県の下関ゴルフ倶楽部。水上も良いイメージでコースは好きだという。来年こそ、今年の女子ミッドアマを制した義娘の美慧さんと親子Wミッドアマ制覇の達成を狙う。
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