前回大会優勝の松山香織が、この日も我慢のゴルフ、ノーバーディー、7ボギーの79、トータル10オーバーパーでラウンドを終え、先にホールアウトした水上美慧の9オーバーパーに一打届かず、惜しくも連覇とはならなかった。
初日取材後に口にしていた課題のショットが復調することはなかった。さらにこの日はパットも入らず苦しい一日だったとしか言いようがない。
「今日はパッティングが昨日と比べてパッティングが入らなかったですね。短いのも外したし、少しグリーンスピードも遅く感じたし、タッチが読めていなかったのが、良くなかったですね。どこで取れればとか言えばキリがないくらい、ミスを連発したと思うので、風に負け
た、そういう印象です。」
連覇は途絶えた。悔しいのはもちろんだと思うが、それ以上に連覇へのプレッシャーが大きかったのかもしれない。
「結構まわりの方から、連覇連覇と言われていましたし、肩の荷がおりたというかホッとしています。連覇とかしちゃうと目立っちゃいますから。」
プレッシャーから解放された松山。来年こそリベンジに燃えている。
|