2022年度(第29回)日本女子シニアゴルフ選手権第は27日、福岡県糸島市の伊都ゴルフ倶楽部(6,002Yards /Par72)を舞台に開幕。どんよりとした曇り空だった午前中から一転、午後になると気温も上がり、清々しい秋晴れの中で第1ラウンドが行われた。
1オーバーパー73でホールアウトし、単独首位の好スタートを切ったのは鈴木智子。昨年大会は28位タイと悔しい結果に終わっているだけに、今年はリベンジを果たす意味でも最高のスタートを切ったと言える。
なお、1打差の2オーバーパーの2位タイには牧草眞由美と吉川美香がつけており、さらに1打差の3オーバーパーの5位タイには、大会9度目の制覇を狙う三木逸子ら5人がつける混戦となっている。
舞台となっている伊都ゴルフ倶楽部のグリーンは最高の状態に仕上げられており、「上につけたら終わり」といった声がホールアウト後の選手から多く聞かれた。
無理にピンを攻めると必ず怪我をする。そんなコースセッティングは体力面以上に、精神をも疲弊させるが、それを乗り越えてこその日本一だ。明日の最終ラウンド、果たしてこの混戦を制して誰が頂点の座に立つのだろうか。
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