2022年度(第63回)日本女子アマチュアゴルフ選手権競技の第3ラウンドが、岐阜県関市の岐阜関カントリー倶楽部東コース(6,568ヤード パー72)にて予選を通過した68人の選手が出場して行われた。
前日首位の寺岡沙弥香(ナパラG一本松C)が通算8アンダーパーで、この日68で回った仲村果乃(日清都CC)と並んでトップを守った。2打差の3位に幸田彩里(早稲田大)がつけ、第4ラウンドは第3ラウンドの最終組の3人がそのまま、最終組で回る。
昨年の二の舞は踏まなかった。昨年の本競技では2日目に67をマークして、3位タイに浮上した寺岡は3日目、最終組でプレーした。しかし、寺岡は78を叩き、最
終的には32位タイに終わった苦い経験がある。今日は「最終組で優勝争いをして緊張するというより、去年のことがあったので、変な緊張があった」という。だが、この日は4バーディ、1ボギーの3アンダーパー69で回り、昨年の悔しさを晴らした。優勝すれば、プロテストは1次,2次を免除され、最終プロテストから受けることが出来る。「なんとしても優勝して最終から行きたい」と逃げ切りを図る。
この日、ベストスコアの66をマークした徳永歩(ECC学園高)が通算4アンダーパーで、橋本美月(東北福祉大)、田中こころ(岐阜北CC)、島袋ひの(カヌチャG)、池ヶ谷瑠菜(涼仙GC)らと並んで4位タイにつけている。馬場咲希(TEAM KGAジュニア)は、5バーディ、1ボギーの4アンダーパー68をマークして、通算1アンダーパーで12位タイに浮上した。競技は明日、いよいよ最終日を迎える。
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