首位の古川龍之介とは2打差、通算10アンダーで単独2位につけた岡田晃平は、スタートの1番から、いきなりバーディで発進した。前半は、その後、ずっとパープレーが続き、8番で、ようやく二つ目のバーディを奪って34。後半に入って、12、14、15番でバーディを奪い。ノーボギーのゴルフで、67をマーク。通算10アンダーパーとしたのである。
「今日は昨日、おとといに比べてティーショットが安定していて、林に行かなかった。そこはストレスがかからないゴルフでノーボギーにつながったと思います」と語った。普段の練習拠点は、ここ広島である。だから「今回もおじさんにお世話になって、いろいろな面でサポートしていただ
いているので、感謝しています。第2の故郷で、優勝で終われたら最高だなと思います。明日精一杯がんばります」と言う。
2002年2月18日生まれ、今年で20歳になる。「(首位と2打差は)僕的には追いかけるゴルフの方が好きなので,相手にプレッシャーを与えられるようなショットやパットをしたい。優勝以外はいらないと思っているので、ここで優勝して、また次の大きなタイトルを獲れるように頑張りたい。」と、やる気満々である。
でも、逸る気持ちだけではない。「一打一打を真剣にという考えは変わりません。でも、(優勝に向かって)折角のチャンスですからね、これは逃したくないですよ」と目を輝かせていた。首位と2打差。3位とは、2打リード。この鬩ぎ合いが、最終日のゲームの流れを左右すると思う。
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