「今日はインスタートでした。最終9番ホールは惜しいボギーでしたね。ティーショットも上手くフェアウェイをキープできたのに、2打目はつま先下がりのライで右へいってしまって、その後のアプローチもなんともないアプローチだったのに……ゆるんでしまって。ここでパーをキープできたら63だったのに」と悔しそうに2日目のプレーを振り返った佐藤快斗(埼玉栄高2年)。この日8バーディ2ボギーの64で回り、通算7アンダーで前日20位タイから2位タイへ浮上した。
「前半は4、5メートルのストレスがかかるパーパットを沈めることができたのが大きいです。距離は残っていてもラインが良かった。12番ホールでは約10メートル
のバーディパットも入ってくれました。全体的にコースマネジメントはできていたと思います」と話した。
「実は昨年悔しい思いをしていて……」と話し始めた佐藤。聞けば、昨年度大会の初日、68をマークして単独首位に立っていたが、2日目は71、最終日は76と
徐々にスコアが乱れ、結果14位タイに終わっているのだ。
「自分ではプレッシャーは感じていないつもりでしたが、意識しなかっただけで実は感じていたのかもしれません」と当時を振り返る。
「去年は初日、2日目、最終日と徐々にスコアを落としてしまったので、ことしはその逆で(笑)がんばります!」と力強く語ってくれた。
昨年の苦い経験は今年の糧となり、佐藤を成長させてくれたに違いない。
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