2022年度(第27回)日本ジュニアゴルフ選手権(女子15歳~17歳の部)は、16日より3日間54ホール・ストロークプレーで埼玉県川越市の霞ヶ関カンツリー倶楽部・東コース(6,591ヤード/パー71)にて開催される。
今年の舞台は、昨年東京オリンピックが行われた東コースだ。本選手権には各地区のジュニア選手権を戦い抜いてきた選手など123人の選手が出場する。なお、全米女子アマチュアゴルフ選手権に優勝した馬場咲希は欠場となった。
馬場咲希と同年代の上田澪空(共立女子二高校2年)は、大きな刺激を受けた。現在はアマチュアランキングも上田が上位だが「すぐ抜かれると思う。場所は違っても頑張りた
い」とライバル心をうかがわせる。東コースは「中学1年の時に回った。何も出来なくて悔しかった」という思いしかない。それから5年。「いやでいやでしょうがなかったところから、今はなんとか出来る可能性がある」ほどに成長している。「久しぶりに難しいコースを回るので、緊張しながらも集中していかないといけない。内容の濃いプレーを。戦略を立てていきたい」と気を引き締める。本選手権が終わるとすぐに世界女子アマチュアチームゴルフ選手権に日本代表として出場するため、パリへ飛び立つ。世界女子アマは2024年パリオリンピックの開催コース、Le Golf National (Albatros course) と Golf de Saint-Nom-La- Brèteche (Red Course)の2コースを使って行われる。「調べたら東コースと似ている。狭くて、グリーンにアンジュレーションがあって、ピン横に落とせばいいというコースではない」とテンションが上がっている。世界女子アマでは馬場と共にチームメイトとして戦うことになる。世界に飛躍するために、まずは今週、いい形で弾みをつけたい。
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