菅 楓華(日章学園2年)は、8月6,7日に行われた全国高等学校ゴルフ選手権夏季大会で団体優勝を遂げた時のメンバーの一人だ。「最近はアンダーパーで回れることが多くなってきたので、難しいコースでもアンダーパーで回れるようにしたい」と好調をキープしたまま、霞ヶ関CC東コースに乗り込んできた。コースは「距離が長い。ショートゲームでパーを拾っていって、ボギーを打たないゴルフを今回はしようと」目標を立てた。それがこの2日間、うまくいっている。連日の「69」をマークし、通算4アンダーパーで単独首位に立った。
1打差の2位タイには、同級生の荒木優奈が追ってきている。高校の団体戦では仲間だったが、個人戦で
はライバルになる。荒木は九州ジュニアでは優勝し、菅は5位タイだった。実績的には荒木が上と言うことになる。「今までの経験上、優勝を意識しちゃうと3日目でスコアを落としちゃうことが多かったので、自分のゴルフに集中して、明日もボギーを一つも打たないようにしたい」という。
「バーディをたくさん獲るより、ボギーを打たないようにしよう」というのは、荒木も言っていた。一緒に練習もするので、コースマネージメントや作戦も一緒なのかも知れない。団体優勝したあとは、宮崎に帰って「みんなで実感した」と優勝の喜びを味わった。今度は、個人の力でも優勝して「実感」してほしい。
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