関東ジュニア3位で本競技への出場権を掴んだ長澤愛羅(富士川町立鰍沢中学校 3年)は、この日は6バーディー・ノーボギーで圧巻のプレーを見せ首位で終えた。
「今日は100点です」日本一を決める舞台で最高の滑り出しをした長澤。ゴルフの調子は満点とはいかず、「それでも課題といえば、ドライバーが調子良くなかったことです。セカンドショット以降が安定していたおかげで、なんとかこのスコアが出ました」と、ピンチの場面でもパーセーブを続け、順調にスコアを伸ばすことができた。
本競技の目標は「日本タイトル奪取」すなわち優勝だ。昨年の本競技でも同様に優勝を目標に最後までプレーしたが、結果は8位タイ。優勝に届かなかった自身のプレーを見つめ直した。「アプローチ、パターを中心としたショートゲームをたくさん練習してきました」と対策通りボギーフリーのラウンド。
バーディを奪取した6ホールについて「これは全部ロングパットが入ったわけではなく、ショットで獲れたバーディです」と改めて自身の成長を感じていた。
昨年に引き続き1年ぶりにプレーした東京ゴルフ倶楽部について「昨年も優勝したくてプレーしていたけど、残念な結果で終わってしまった。今年こそは優勝したくて、そのつもりで練習を積み重ねてきました」と悔しさをバネに最高の結果を追い求めている。
中学で出場する本競技は今年で最後。このリードを保ったまま完全優勝を目指す。
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