「初日が好スコアだっただけに、今日は打ってしまうかもしれない」と考えながらも優勝争いの緊張はなかったと話す長澤愛羅(富士川町立鰍沢中学校 3年)。
第2日のスタートホールをボギー発進としてしまうが、3番、5番のロングホールでバーディを奪取するなど、前半を2アンダーで折り返す。
迎えた12番パー3。ティーショットはグリーン手前のバンカーへ。ピンを狙ったショットはグリーンに乗せただけ。そこから3パットで痛恨のダブルボギーとなった。
それでも気持ちを切らすことなくプレーする長澤は、15番のロングホールでバーディを奪いそのままフィニッシュ。この日の長澤はすべてパー5でスコアを伸ばした。
2位との差は4ストロークに広がった。
明日最終日に向け「優勝目指してベストのプレーができればいい」と控えめに話す。優勝へのキーポイントに「ボギーを打っても前向きに笑顔で自分のプレーをすること」。
初の日本タイトルに向け、おのずと笑顔がこぼれる長澤。
長澤は明日、2016年優勝の長谷川せら以来となる完全優勝を目指す。
最後まで笑顔でゴルフを楽しんでもらいたい。
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