日本女子学生ゴルフ選手権の第1ラウンドは、強雨によりスタートが遅れ、日没サスペンデッドとなった。そんな中、暫定首位でホールアウトしたのが、島田紗(東北福祉大3年)。
1イーグル3バーディー、ノーボギーの68ストローク、5アンダーパーの見事なゴルフで初日を終えた。
ホールアウト後まずは「今日は終えることが出来て良かった」と安堵の声を発していた。
この日のラウンドはというと、何といってもノーボギーでのラウンド。ノーボギーを生んだ最大の要因はパッティングだ。「全体的にパッティングが良かった。特にロングパットの距離感が結構良くて、ほとんどお先パットで次のホールに向かうことが出来て、ストレスフ
リーでまわることができました。」
スタート時には強風も吹いていた。それでも後半には弱くなってきたから、特に気にならなかったと言う。後半日没が迫り、暗さからプレーに影響も出たのかと思いきや、「暗くなる前に終われたので、そこまでストレスになりませんでした。今日は本当に運が良かったです。」
まだホールアウトしていない選手もいるだけに首位スタートで第1ラウンドを終えるかはわからない。それでも、最高のスタートを切ったことには間違いない。
「明日は、今日とはまた違う展開になると思いますけど、動じることなく自分のゴルフがその場の状況に合わせて出来ればいいと思います。」
島田紗が、2018年の髙久ゆうな以来の東北福祉大勢優勝へ向け、第2ラウンドも状況に応じた最高のゴルフができるか注目だ。
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