第58回を迎えた日本女子学生ゴルフ選手権。今年は、北は北海道、南は沖縄まで、全国から48名の選手が、会場のカレドニアン・ゴルフクラブ(千葉県山武郡)に集結して行われている。
出場校中、最北端の小樽商科大学1年(北海道)の羽田瑞希は、最終ラウンドに進むことは出来なかったが、初出場の本選手権を振り返って感想を聞かせてくれた。
「北海道とは芝が全然違うし、ラフがきつくてクラブも全然抜けず大変でした。ハイレベルな選手が多くて勉強になったし、本当にいい経験が出来ました。北海道は選手層が他の地区と比べると薄くて、いつも同じ顔触れだったりするけど、こっちに来てみたら、厳しい予選を勝ち抜いて皆さん
出場してきているので、本当に学ぶことがすごく多かったです」
今後の目標は、もちろんまた日本女子学生に帰ってくることだが、「良い時と悪い時の差が激しいので、毎回しっかりスコアを作れるように、ショットの精度を上げていくことを目標にしてまたこの日本学生に帰ってきたいです」1年生の羽田にとって、まだまだチャンスはある。ショットの精度を磨いて、再び日本女子学生の舞台へ帰ってくることだろう。
一方、出場校中最南端の沖縄国際大学3年(沖縄県)の仲村姫乃も初出場。第1ラウンドはパープレーで我慢のゴルフもあり、第2ラウンドでは3オーバーパーとスコアを落としたものの、最終ラウンドへ進出を決めた。ここまでの日本女子学生については、「ショットが荒れていて、バーディも取れたけど、その分OBとかもあり、スコアをまとめられなかったので悔しいです。
沖縄とこっちでは、ベントグリーンと高麗グリーンで全然違うし、ラフの強さとかも全然違うので、そのあたりがすごく苦労しました。日本女子学生は、大学生として1番大きな大会ですし、この大会に出て結果を残すという事が入学した時から1番の目標です。初めて出場してみて、みんな各地区からあがってきたメンバーなのですごく緊張感もありましたし、刺激を受けましたね」
最終ラウンドにビッグスコアを出し目標としている結果というものを残したい。
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