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競技報告
【通算-8で岩井明愛ら4人が首位タイ通過。通算+1までの57名が本選出場を決める】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
石坂ゴルフ倶楽部(埼玉県)を舞台に行われた2022年度(第55回)日本女子オープンゴルフ選手権最終予選の最終ラウンド。

岩井明愛、石井理緒、新垣比菜、上野菜々子の4人が2日間通算8アンダーパーでラウンドし、見事トップ通過を果たした。
1打差の通算7アンダーパーの2位には座間市立相模中学校3年の新地真美夏が入り、さらに1打差の通算6アンダーパーの6位には西山ゆかりが続いた。
57名に与えられる本選出場資格は通算1オーバーパー52位タイのマッチング・スコアカード方式で決定した。

妹・千怜の活躍でなにかと比較される岩井明愛だが、会心のゴルフでトップ通過を果たした。
「今日はチャンスをしっかり決めることができた1日でした。千怜も優勝して出場権を獲っているので、自分もついて行けるようにと思ってのぞみました。結果、通れて本当に良かったと思います」プロの試合での最終ラウンド、最終組という2人の夢を、日本女子オープンゴルフ選手権という大規模な舞台で叶えることができるのか、注目したい。

なお、前日単独トップの上野は、第1ラウンドの貯金で気持ち的に楽にプレーすることができたとのこと。この日は確実に2つスコアを積み重ねた。
また、同じくトップ通過の一人、新垣は「今年1番のゴルフでした」というように、ショットが切れて、危なげなくスコアを伸ばしてきた。
「本選でも今日のようなゴルフができれば戦えると思うので頑張りたいと思います」と久々に手応えを感じるゴルフの内容に満足している様子だった。

そのほか、単独の5位で通過した新地真美夏や、この日のベストスコアとなる65をマークして、2日間通算5アンダーパーの7位タイで見事に通過した菅楓華(日章学園高等学校2年)ら、若い世代の爆発力が目立った2日間でもあった。
果たして、紫カントリークラブ・すみれコースで開催される本選ではどのような戦いぶりを見せてくれるのか。57名の奮起に期待したい。

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