この日13番(パー3)で今泉幸彦がホールインワンを記録した。136ヤードの打ち下ろしのこのホールで、9番アイアンを手にした今泉は自身2度目となるエースを達成。試合では初めてのホールインワンという今泉は「打った瞬間にいい位置に行けるなと思った。手前1メートルくらいに落ちて、そのまま転がっていき、うまく入ってくれた。ホールインワンは2度目、3年前くらいにプライベートコンペで達成して以来のこと」と喜びを振り返った。「でも、スコアは全然。75歳になって距離もなかなか出なくなっている」と語る今泉は九州グランドシニアゴルフ選手権で17位タイの成績を残し、本選手権初出場の切符を手にした。
「今年はツイている年。友達に誘われて九州グランドシニアに出て、そしてこの本大会にも出ることが出来た。初めて日本タイトルがつく試合に出られたので、いい経験になっている。でも、ホールインワンがまさか出るなんて、びっくりしています」距離もあって難しいコースと言いながらも、本選手権出場を楽しんでいるという今泉は「明日も楽しんでいいプレーをしたい。」と笑顔で最終ラウンドに臨む。
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