本選手権初出場の水上晃男が5バーディ・ノーボギー67をマークし第1ラウンドを単独首位で終えた。
水上はホールアウト後、「ノーボギーのラウンドには満足しています。全体的に100点のゴルフでした。ティーショットも良くて、ピンの下からパットを打つことができたから」とプレーを振り返った。
5つのバーディは前半7番、8番、そして後半10番、12番、17番。「5つともピンの下からパットが打てて、本当にいいところについていました。おまけに14番、15番の難しいホールをパーで凌げたので、最後まで気持ちよくプレーができた」と笑顔で話した。
この日唯一のピンチは9番ホール。ピン左奥2メートルの下
りのパットを残した場面だった。「左の傾斜にぶつけてピンに寄せるつもりが、そのまま残ってしまった」とシビアなパーパットを残してしまったが、そこまで連続バーディでスコアを伸ばしていた水上は、なんなくパットを沈め、「このパーが後半の出だし10番ホールのバーディにも繋がったと思う」とスコアを伸ばすきっかけとなった。
圧巻のプレーを見せた水上。第2ラウンドに向けても「こんなスコアでプレーできるとは思ってもいなかった。しっかりマネジメントをしながらやりたい。ピンの位置が難しくなれば簡単にボギーを打ってしまう」と気を緩めることはなかった。
明日も本選手権ルーキーの水上のプレーから目が離せない。
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