昨年に続き、本選手権2度目の出場となった横山浩康。昨年は2位タイと優勝にあと一歩届かなかった。リベンジをかけて臨んだ今大会だったが、結果はまたしても2位タイとなった。
「いやぁ、疲れましたね」タフなセッティングに漏れた一言。第3ラウンドの前半は1バーディ・1ボギーで後半へ。「昨日も後半33だったので、きょうもアンダーパーでプレーしたかった。しかし、3つボギーが来てしまい、最後は16番、17番でバーディを獲り返して、なんとか」73にスコアをまとめて通算2オーバーパーの2位タイでフィニッシュした。
3つのバーディはすべて1.5~2メートルの距離。しっかりバーディを奪うことはできたものの
、長い距離のパットを最後まで決めることができなかった。「ホールロケーションが難しくて」と悔しさを見せた。
この3日間を振り返って「やっぱりシニアは楽しい。ガツガツしているわけでもないですし、和気藹々とプレーできるのがシニアのいいところだね、本当に楽しかった」と話す。
この結果で来年石川県の能登カントリークラブで開催される日本シニアオープンゴルフ選手権の出場を決めた横山は、「これまでシニアオープンには4度出場しているけど、全部予選落ち。何回もプレーしたこともあるコースなので、なんとか予選を通過したい。アマチュア競技とは違うコースセッティングに毎回苦しめられてきたけど、来年こそは」と意気込んだ。
今年の横山にとって最後の競技である日本ミッドアマが来月に迫っている。「去年は10位以内に入ってシードを獲得している。今年もなんとか10位以内に入ることを目標に頑張りたい」と意気込む横山。
シニアの勢いは衰えを知らない。まだまだこれからも活躍し続ける横山のプレーに注目したい。
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