日本ミッドアマチュアゴルフ選手権を2回優勝経験のある髙橋雅也が通算4オーバーパーの2位タイでホールアウト。優勝戦線に浮上した。
「今日はティーショットがひどくて必死でした。よく74で回れたなと思います」と話す通り、ティーショットのほとんどが左に飛び、昨日同様16番ホールでは左のOBに入れてダブルボギーを喫するなど苦しいゴルフに終始した。ただ、6番ホールでは6メートルの下りのイーグルパットが入るなど運も味方し、2オーバーパーで優勝争いに絡み、明日の最終ラウンドを迎える。
単独首位の豊島豊とは8打差。スコア提出後にはお互いのスコアをすぐさま確認するなど常に意識し合うライバルであり、絶対に負けたくない相手である。
明日の大逆転に向け、キーポイントを聞いてみると、最終的にはパッティングだという。
セパレートされた傾斜のあるグリーンが多い下関ゴルフ倶楽部ではセカンドショットでいかにピンの手前におけるか、そして上りの良い位置でパットを打てるかがカギになる。
「まずはプレーオフに持ち込みたい。彼だって何があるか分からないですから」とにやりと笑って練習に向かった髙橋。
ゴルフは何が起きるか分からない、マネジメントを徹底したゴルフで大逆転劇を狙う明日のプレーに注目したい。
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