2016年大会チャンピオンの堂西亜希子が、本選手権2勝目へ向け好発進した。4バーディー・2ボギー・1ダブルボギーのパープレーでホールアウトし、首位タイで明日の最終ラウンドを迎える。
好スタートには違いないが、堂西は「今日はラッキーな1日」と納得のゴルフではなかったようだ。
本人が話すラッキーとは、まず11番(パー3)でのこの日最初のバーディ。ショットがトップしたミスショットも、ピンに寄りバーディを奪った。その後もティーショットが曲がってあわやOBという場面もあったそうだが、それも返ってくるなど幸運にも恵まれた。しかし、その後立て直し落ち着くことが出来たことは、もちろん運だけでは片づけら
れない。
「あまりショートゲームは得意ではないんですけど、強いて言うなら今日はパットが入ってくれたと思います。4メートルくらいのパーパットだったり、外したくないという時に入ってくれたことが良かったです」
歴代チャンピオンの堂西に、日本女子ミッドアマとはどんな大会かを聞いてみた。
「この試合があるから頑張ってゴルフがやれていると思います。もう一度勝ちたいというモチベーションからゴルフが続けられていると思います。同世代の方とも新しく友達になれたり、ゴルフの輪が広がってくれる、そういうのがモチベーションになって頑張れます」
もう一度勝ちたいという堂西に、大きなチャンスが舞い降りたといってよいだろう。
「明日はすごく緊張すると思うんですけど、ゴルフを楽しみながらラウンドしたいなと思います。そこで勝てたら最高です」
悲願の本選手権2勝目へ向けた堂西の18ホールに注目したい。
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