日本女子ミッドアマチュアゴルフ選手権最終ラウンド。優勝の近賀博子、2位の嬉野由に続く3位タイとなったのは中谷玲と堂西亜希子。2人とも優勝を狙っていただけに悔しい結果に終わった。
初出場の中谷に、この2日間を振り返ってもらった。
「優勝したいというのはありましたけど、自分が思うようなプレーをさせてもらえなかったし、まだまだ実力不足だなと感じました」悔しさ、勉強になった部分がある反面、喜びもあった。「最後18番のグリーンに来た時に、皆さんが見てくださり、嬉しくてうるっとしてしまいました」3位タイで、来年の本選手権の出場資格も獲得し、「来年の出場権を獲得できたことがすごく嬉しいので、そこでチャンスをしっかりつかみたいなと思います。全国には上手な方がまだまだたくさんいるので、もっともっとレベルアップできるように頑張りたいです」今後の中谷の活躍に期待したい。
一方、堂西亜希子は首位タイからのスタート。2バーディ・1ボギー・3ダブルボギー。前半こそパープレーでまわり、優勝争いをリードするも、後半は失速し41ストローク、優勝争いから脱落した。「緊張するだろうと思っていましたけど、やっぱり緊張しましたね。良いショットも少なく、悪いものがハッキリ出てしまった。ダブルボギーが3つ来たら無理ですよね。15番ホールでバーディパットを決めに行って入らず気持ちが切れてしまい、4パットしてしまった。近賀さんはシニアも勝ってすごく上手なんで、意識しないでおこうと思っても無理でしたね」本選手権にもう一度勝ちたいと強い気持ちを持っていた堂西。今年2勝目とはならなかったが、それでも堂西にとって、再びこのタイトルを獲りたいという気持ちは変わらない。「今回はミスが本当に多かったし、それを必ず練習して来年こそ獲りたいと思います。来年は徳島、地元四国地区での開催なので本当に獲るという気持ちで1年間過ごしたいと思います」
悔しい思いをした堂西と中谷。この悔しさを晴らすには日本女子ミッドアマで優勝するしかない。来年の2人の活躍に注目だ。
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