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競技報告
【新地真美夏は、パッティングに苦しみながらも通算3オーバーパーの32位タイで第3ラウンドへ】
第2日 競技報告:小関洋一 写真:Y.Watanabe / Y. Kawatani
アテスト終了後、今日のラウンドを振り返って最初に出てきた言葉は「やっちゃいました」だった。

通算イーブンパー、17位タイで迎えた午後スタートの第2ラウンド。午前組のトップスコアは通算5アンダーパー。とりあえず、アンダーパーが目標のラウンドになった。
1番(パー5)でいきなりのバーディ。最高のスタートだ。ところが、続く2番(パー4)でティーショットを曲げ、思ってもいなかった紛失球に。この状況を振り返った新地は声を詰まらせる。初めての経験という。結果、トリプルボギー。次の3番(パー3)は、前日ダブルボギーを喫した悪いイメージのあるホール。ティーショットをやや引っかけると、ボールは傾斜のきつ
い左手前に落ち、ボギーにしてしまう。
「前半はそのあと結構チャンスに着くことが多くて、もう少しいけそうだったんですけど。カットラインが気になるラウンドになったので、多分焦りがあって決められなかったと思います」と言う。

結局、前半は3バーディ・2ボギー・1トリプルボギーの38。後半も10番と12番で1打ずつ落とす展開。
「その悪い流れのままなら、80もあったかなと思いました」と明かす。
だが、13番、14番と続くタフなホールもパーセーブを続け、16番で後半初のバーディ。なんとか通算3オーバーパーにとどまった。

先月から、いいスコアが出るラウンドもあるのでショットの調子は悪くはないが、下降気味。パッティングも思ったように決まらず、ストレスを感じるという。一方、スコアメイクを左右するであろうコースマネジメントについては、今日たびたびチャンスにつけることができたことから、「まだまだ課題があると思いますけど、だいぶできるようになったかな」と不安はない。
そうした状況で第3ラウンドの目標は?
「ビッグスコアが出るようなコースじゃないので、優勝争いができる位置に近づきたいです」。

今日できなかった「アンダーパーが目標のラウンド」に、もう一度チャレンジだ。
 

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