首位タイでスタートした最終組の3選手。藤本のバーディ発進とは対照的に外園はボギーでのスタートとなった。ドライバーでのティーショットが右に飛び出した。ボールは、松林の真っただ中に。
2打目地点に向かいながら外園は思ったという。「あーあ、今日は耐えるゴルフをしなければならないのかなあ……。でも、最後なんだし、どういう結果になっても、攻めのゴルフでいこう」。
狙うゴルフ。残念なことに、狙った通りの場所にボールが止まるシーンは多くなかったが、少なくともスタートのボギーを引きずるようなプレーは見られなかった。しかし、狙って攻める気持ちとは裏腹にショットの調子は上がらず、チャンスを多くは作れな
かった。後半は、むしろピンチに陥るホールがあり、14、17番をボギーにして通算1アンダーパーとなってしまった。
迎えた最終ホール。せめて、このパー5ホールはバーディに仕上げて気持ちよく終わらせよう。攻めの気持ちを持ち続けて、臨んだ。手には16番で放った会心のドライバーショットの感触が残っていた。「といっても、今日の会心の1打は、それだけだったんですけどね……」。18番は、1、2打とも狙い通りのショットを打ち出せて、ようやくバーディチャンスを作ることができた。そして、決めた。「優勝を目指していたので、悔しさはありますけど、ショットの調子が良くない中で2位タイになれたことで救われました。悪い中で耐えきれたことも自信につながりました。悔しいけど、それでもいい大会にできたことには満足しています」。
2019年の日本ジュニアゴルフ選手権以来となる戴冠がかかっていた外園の日本女子アマが、終わった。
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