2023年度(第107回)日本アマチュアゴルフ選手権が明日27日から4日間、北海道札幌市のツキサップゴルフクラブ(6,990ヤード・パー72)を舞台に、72ホール・ストロークプレーで行われる。
ツキサップゴルフクラブは、安田幸吉氏の設計で1974年に開場した。北海道の広大な敷地に18ホールが展開する林間コース。本選手権が北海道で開催されるのは、北海道ブルックスCCでの2016年大会以来7年ぶり5回目。今大会にはディフェンディングチャンピオンの岡田晃平、日本人最上位の世界アマチュアランキング19位の杉浦悠太、出利葉太一郎、本大志、関東アマチュアゴルフ選手権優勝の岩井光太、関西アマチュアゴル
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フ選手権優勝の山下勝将、四国アマチュアゴルフ選手権優勝の松井琳空海のほか、日本ミッドアマチュアゴルフ選手権4度優勝の豊島豊など147名の選手が出場し、アマチュアゴルファー日本一の座を争う。
大会連覇を目指す岡田は、コースに対して「対応したことのないラフと、硬いグリーン。コースも狭くて、正確なショット」が求められると警戒する。まずは「落ち着いてティーショットを、狙ったところにしっかり打つ」ことで攻略の手がかりにしたいと考えている。連覇については「ディフェンディングチャンピオンとして大会に出させてもらうのは、すごいハッピーな気持ちでいるんですけど、やっぱり挑戦者として、ディフェンディングというのはあくまで名前がついているだけ。今年も挑戦者として」挑む。昨年は東北福祉大学の1年先輩、今はプロとして活躍をしている蟬川泰果と最終ラウンド最終組で競い合った末に優勝した。その挑戦者としての気持ちを忘れずに、本選手権に臨む。
日本大学4年の杉浦にとっては、今年が最後の本選手権となる。「調子はすごいいい感じだなと思います。ドライバーを持つと狭いと感じるところもあるんですけど、そういうところでも攻めていきたい」と好調を印象づける。目標は「1日5アンダーパー」と手応えを感じているようだ。昨年の日本オープンゴルフ選手権では蟬川と優勝争いを演じ、3位タイに入っている実力の持ち主。2018年に当時高校2年生で日本ジュニアゴルフ選手権(男子15~17歳)を制した彼にとっては、本選手権が「アマチュアの中で一番大きな試合。これに勝って自信をつけてプロにいきたい」ともくろむ欲しいタイトルだ。日本タイトル2冠にむけて、いいスタートを切りたい。
第1ラウンドは、27日午前7時に第1組がティーオフする。
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