2023年度(第107回)日本アマチュアゴルフ選手権第3ラウンドは29日、北海道札幌市のツキサップゴルフクラブ(6,990ヤード・パー72)で62名の選手が出場して行われた。この日は快晴だったものの、12時6分雷雲接近のため競技が一時中断になり、13時52分(中断1時間46分)にプレーが再開された。
ムービングデーにスコアを伸ばしたのは、1打差2位タイにつけていた中野麟太朗(JGAグリーンクラブ会員)。中野は6バーディ・1ボギーの5アンダーパー67をマークし、通算13アンダーパーで単独首位に躍り出た。首位タイでティーオフした杉浦悠太(日本大学)はなかなかスコアを伸ばせないもどかしい展開も
3連続バーディでフィニッシュ。1打差2位から逆転優勝を狙う。さらに2打差の通算10アンダーパーの3位タイに津田浩平(奈良県協会)、鵜瀬璃久(JGM笠間GC)、通算9アンダーパーの5位タイに岩井光太(日本大学)、大嶋港(関西高校)らが続いている。
ディフェンディングチャンピオンの岡田晃平(スカイ・ベイGC)は、この日のベストスコアタイとなる6アンダーパー66をマークして、山下勝将(近畿大学)と並んで首位と5打差の7位タイに順位を上げて連覇に望みを繋いでいる。
混戦模様となった今大会。日本一のアマチュアゴルファーを決する最後の18ホールの末に優勝杯を手にするのは誰か。
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