首位と6打差の5位タイからスタートした松山茉生(名古屋市立守山北中学3年)が、5アンダーパー67をマークして、首位と4打差の2位タイに浮上した。
今年初出場だった日本アマチュアゴルフ選手権では後半のラウンドに進み29位タイ。堂々の成績と言えるが、松山本人はまだまだやれたという感想を残している。その要因は今季好調のショットにある。
「昨日も今日もなんですが、ずっとショットの調子が良くて。今日の5アンダーパーも、バーディが6つで、OKバーディも多くて、長くて2ピンくらいという感じでした」。
本人的にはパットがもう少し決まっていたら伸ばせていたと振り返るが、それでもショットにはかなりの自
信を持っているだけに、明日の大逆転劇も十分可能性がある。
また、松山の持ち味はドライバーの飛距離だ。中学生にしてドライバーの現在の平均飛距離は300ヤード越えで、振った時には330ヤードほどまで出せる。この飛距離と好調のショットが明日はどう噛み合うのかが、逆転の鍵を握っている。
「明日はトップを意識せずに、自分のゴルフをやりきって終わりたいです」と松山。自分のゴルフをすれば勝てる。今はそんな気持ちなのかもしれない。
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