6アンダーパー単独首位でスタートした小川琥太郎(枚方市立山田中学3年)が69でホールアウト。通算9アンダーパーとして2位に4ストローク差をつけて初戴冠に王手をかけた。
この日の小川は4バーディ・1ボギーの69。前半の9ホールでスコアを着実に積み重ね、後半は停滞状態となったが、それでも3アンダーパー69はこの日の目標スコアでもあったため、満足のいくラウンドとなったようだ。
「午前中は4バーディ・ノーボギーで本当に出来過ぎと言う内容のゴルフでした。後半は3パットのボギーがあって、そのほかは全てパーではあったんですが、ショットの縦距離が合わず、パッティングも入らずと言う感じでした。それでも
、スコア的には目標だった3アンダーパーをクリアできたので良かったかなと思っています」。
昨日が6アンダーパーだっただけに、数字的にもう少し伸ばしたかったと言うのが本音だろうが、優勝への気負いはない。「今日の3アンダーパーも自分の中ではスコアが出せているほうだと思っているんですが、昨日が6アンダーパーだったので、今日もまだいけたかなと思っちゃいますけど、2日間での9アンダーパーは満足です」。
もともと緊張をしたり、プレッシャーを感じるタイプではないと言う小川だが、明日の最終ラウンドは逃げる立場で、難しいゲーム展開が予想される。
「明日はあまり他の人のプレーを気にせずに自分のゴルフをできたらいいなと思います。いつも通りやれば結果はついてくると思うので、頑張りたいです」。
ジュニア日本一に向けて、あと残すは18ホール。厳しい暑さが明日も予想されるが、優勝を手にするには自分との戦いに勝つしかない。
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