首位と4打差の2位タイからスタートした松山茉生(名古屋市立守山北中学3年)。3番、5番とバーディを重ね、前半は2バーディ・1ボギーで折り返す。後半は10番でボギーを叩くものの、すぐさま11番、12番の連続バーディで悪い流れを断ち切った。ただ、終盤の16番、17番を連続ボギーとしてしまい優勝争いから離脱してしまった。
「通算8アンダーパーまでいって、ずっと耐えていたんですけど、16番、17番でボギーを叩いてしまって。16番ではティーショットが左バンカー方向に飛んで、アゴに刺さった状態で。それで出すだけでボギーにしてしまって。次のパー3は風を読みきれなくてボギーで。(タイトルを)獲れる位置
にいたのでもったいなかったです」。
来年からは高校生で、さらにゴルフのレベルを上げていかなければならない。だからこそこのタイトルを獲り、自信を深めたかった。それが叶わなかった悔しさがホールアウト後に溢れて涙となった。
ただ、この涙は必ず次のステップへの力になることは間違いない。まだまだ、中学生での試合も残っているだけに、この悔しさを次の競技で晴らしてもらいたい。
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