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競技報告
【本部門初出場の大西穂佳が4位タイと好スタート】
第1日 競技報告:塩原義雄 写真:Y.Watanabe
大西穂佳は、昨年の日本ジュニアでは12~14歳の部に出場していた。結果は6位タイであった。2年連続となる今回は、滝川第二高校に進んでの本部門出場である。出場するクラスが変わって、成長点を尋ねると、こんな答えが返ってきた。
「ゴルフが、ますます好きになっています。それが成長といえるのかどうかわかりませんけど、いろいろ習い事をやってきて、最後に絞り込んだのがゴルフでした。本当に好きなことをやらせてもらえることにも感謝です」
大西は、教育熱心な家庭で育ち、幼少期から小学生の後半まで数々の習い事に通っていたという。
バイオリンにピアノ、そして公文式の英語と算数、さらに水泳、体操教室、そして5歳で
始めたゴルフ。とてもスケジュールをこなしきれない。一番時間のかかるゴルフは2年間やめていた。

でも、一番好きだったのはゴルフ。家族に自分の意志、思いを伝え、再開したゴルフに絞り込んでいった。そして、ゴルフ練習の日、ラウンド練習の日は、どんな天気でも打ちに行った。雨だ、風だといって練習しないということはなかった。そんな取り組み方が「雨も、風も嫌いではありません。それは、それで楽しい」といって家族を感心させ、さらに熱心なバックアップをしてもらえるようになった。

台風7号の影響で風が吹き荒れた日本ジュニア選手権の会場。大西は、その中で5バーディ・1ボギーのスコアでホールアウトしてみせた。「風の中でのプレーでは、いろいろ頭を使います。クラブ選択とか、“この風向きと強さなら、どのクラブでどんなショットを、どの方向に打ち出していくか”。それを計算して、自分なりの答えをつかみだしていく作業が楽しいと感じます」

高校1年生とは思えないゴルフ脳の持ち主である。期待したくなる。



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