2023年度(第28回)日本ジュニアゴルフ選手権女子15~17歳の部は18日、埼玉県川越市の霞ヶ関カンツリー倶楽部・西コースで第3ラウンドを行った。
夏の強い日差しの中34度まで気温が上がった霞ヶ関カンツリー倶楽部・西コース。その暑さをものともしない素晴らしいプレーを見せたのは、首位から4打差の3位タイで最終ラウンドをスタートした中村心(ECC学園高校3年)。首位の飯島早織(ルネサンス高校3年)、3打差2位の菅楓華(日章学園高校3年)、3位タイの倉林紅(東北高校)の最終組の一組前となる第11組で1番ホールをティーオフした中村は、2番から3連続バーディを奪取して波に乗る。6番(パー5)、9
番でもバーディを奪った中村は前半で5つスコアを伸ばすと、後半もその勢いは止まらず、10番、13番の2つのパー5、16番(パー3)でもバーディ。最終18番も見事にバーディフィニッシュを決めて、この日9つのバーディを積み重ねて通算17アンダーパーでホールアウトし、最終組のプレーを待った。
日本女子アマチュアゴルフ選手権との同年ダブルタイトル獲得がかかる飯島も14番までに4バーディを奪う好調なプレーを続けていた。しかし、16番(パー3)でよもやのダブルボギー、続く17番もボギーとしてこの日1アンダーパーとスコアを伸ばしきれず通算13アンダーパーでホールアウト。中村の逆転初優勝が決まった。
飯島は4打差の2位、この日5番(パー4)でショットイン・イーグルを決めるなど5つスコアを伸ばした鳥居さくら(滝川第二高校2年)が通算11アンダーパーで3位入賞を果たした。
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