前半を1バーディ・1ボギーの36で折り返した平山心暖(鈴鹿市立白子中学3年)。後半に入っても10番でボギーが先行する苦しい展開だったが、その悪い流れを一変させたのが15番(パー5)でのイーグルだ。
残り55ヤードの3打目は手前から転がり、見事カップイン。一気に流れを呼び込んだ。
「今日はパット数が多くて終わった後、ビックリしました。今日は全然ショットが寄らなくて、パターも入らなかったですが、イーグルがあったので助かりました」。
謙虚に受け答えする姿が印象的な平山だが、今年の中部ジュニアゴルフ選手権を制している実力者だ。持ち味は?との質問にも「得意なものはないんです」と答えるものの、
ドライバーの飛距離250ヤードは十分な持ち味だ。
コースへの印象を「OBの心配はない」と答えているだけに、持ち味を活かすには有利なフィールドと言える。もちろん深いラフへの警戒も忘れていない。
明日の目標は「今日よりもいいスコアでまわること」と、ここでも謙虚な平山だが、持ち味のティーショットとアイアンショットが噛み合えば、一気に抜け出す可能性もある。
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