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競技報告
【2位タイに順位を落とすも伊藤柚葵の粘り強いプレーが光る】
第2日 競技報告:JGA 写真:T.Matsumoto/JGA
2アンダーパーの首位タイでスタートした伊藤柚葵(富田学園岐阜東中学2年)が1オーバーパー73でホールアウト。スコアは落としたものの、首位と5打差の2位タイに踏みとどまった。

この日の伊藤は2バーディ・3ボギーという内容。スコアを思うように伸ばせなかった要因はドライバーにある。
「今日はフェアウェイにいったのが4回だけでした。ほとんど曲がって、林とかバンカーに入ってしまって。本当に苦しいゴルフでした。やっぱりティーショットが曲がるとリズムも悪くなりますし、バーディチャンスが作れないので、ずっと耐えるゴルフでした。明日はとにかくティーショットでドライバーを全部、真っ直ぐに飛ばすくらいの気
持ちでプレーしたいです。5打差はありますが、逆転を狙って頑張ります」。

ドライバーの調子を考慮すれば1オーバーパーというスコアはよく頑張れたほうだと自己評価する伊藤。そんな伊藤の救いとなったのがパッティングだ。
「今日は本当にパッティングのおかげです。このあとしっかりドライバーの調子を調整して、明日優勝を狙って頑張りたいです」。

口調といい、醸し出す雰囲気といい、おっとりとした印象を受ける伊藤だが、ゴルフに対する思いは強く熱い。首位とは5打差があるものの、まだまだ諦めてはいない。逆転を目指して、明日こそはフェアウェイのど真ん中からピンを狙っていきたい。



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