今年の九州グランドシニアゴルフ選手権を制した那須敬彰が首位と1打差2位タイと好スタートを切った。
開口一番、グリーンが速くてショートパットがとても緊張したと話したが、この日4つのバーディを奪った。バーディパットは長い5~6メートルのパットが2度、3メートルのパット、1.5メートルのパットを1度ずつ沈めたもの。その他の1メートルの距離のパットはグリーンが速くて緊張して打っていたというが、「今日はグリーンが合っていたのかな」と笑顔で話す。
パッティングが得意という訳ではないという那須。最近あまりにもパッティングが決まらないのでパターをピンタイプのものに変えたという。九州グランドシニアはこ
のパターに変えて勝ったようなものだと話す。
広島カンツリー倶楽部・八本松コースは、昨日練習ラウンドもできず、今日がぶっつけ本番となったそう。スタートするとキャディーにグリーンの形状を聞いたりしてプレーをしたが、そんな中ショットは完璧に近いぐらいで安定していたのでこのスコアに繋がったという。
「明日の雨予報の天気が心配だけど、今日の様なショットとパットが打てれば、チャンスはあるんじゃないかな」と話した那須。
九州グランドシニアを制した実力者が明日1打差を追いかけ、日本タイトルを狙う。
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